京都まで歩こう最終回
3/11です。おはようございます!
なんと今日で京都に着けそうです。
9:00 京都に向けて出発‼︎
今日で終わると思うとなんだか寂しいけど、嬉しくて嬉しくてたまりません。天気も晴れているし最高‼︎
10:00 なんだかいい景色。今回の旅の中でも最高の1枚‼︎
10:24 田んぼ道。こういう景色大好き。開放感があるし、空が広く感じる。時間に追われる都会の喧騒とは真逆でのんびりとした世界。時間的にも精神的にもリラックス空間。
しかし、雨に降られました。だんだんと粒が大きくなってくる。最悪!
10:55 雨がやみました。空が青くて広い!こんなところで高校生時代を送りたかった🙄
青い空に白い雲、緑の芝。暑い中自転車を2人で漕ぐ帰り道。「暑いから休憩」と土手に腰を下ろす。近くの自販機まで走って君の分のカルピスを買ってくる。汗が煌く君を素敵だと思い恋をする。たわいもない話をする時間がなによりも楽しくて、気が付けば夕方で。夕暮れの中また君と自転車を漕ぐ。いつもの別れ道、「またね」の言葉が嬉しくて何度も何度も思い返しては嬉しくも切なくもなる1人の帰路。
おっと、疲労からか変な妄想にふけてしまった。いや、しかしこんな田舎道を2人で自転車漕ぐような青春を送りたかった。
久しぶりの楽しい田舎道でテンションが上がる!そして妄想も増える!
11:00 こういう景色本当に大好き😘疲れとか忙しさとか人間関係とか嫌なこと、全部がどうでもいいって思えるような感じがする。
いい景色で思い出したけど、1週間くらい前の夜、空を見上げたら無数の星が見えたんだよね。東京にいるといくら夜空を見上げてもあんまり綺麗に見えないからとっても感動した。オリオン座がはっきりと見えて「うわあぁ〜きれ〜〜いっ!」って女の子みたいに喜んでたら、隣で連れにおならされた。結構音はでかいし長いやつ。
ブーブブブブーブーブブブチッ
いまだに根に持ってるし、許さないからな。
11:04 住宅街に入る。3月のことば
「本当のものがわからないと
本当でないものを本当にする」
なんだか深いな。頭が回ってない割には頑張って理解した。本当のことがわからないと、自分のわかる範囲のことを本当のことと決めつけるって感じなのかな。うまく言えてるかどうか分からないけどそんな感じだと思う。
14:23 草津に着きました。初めて来たぞ、こっちの草津。毎回毎回群馬の草津に行こうと電車を調べる時に間違える方。嫌いな方の草津。紛らわしい方の草津。嫌いな大通りに出ちゃったから草津に対しての文句が半端ない。
15:44 いまだに大通り。ずっとずっと大通り。そして光の道がさしてる。
どうでもいいけど、リンゴォ・ロードアゲインが言ってた
「レースを進んで それを確認しろ……
『光り輝く道』を…」
16:00 いまだに大通り。さすがに疲れてきたので、遅めの昼食。あんかけ焼きそば大好きなんだよね。なんだか分からないけど大好き。
16:48 琵琶湖ですよ!皆さん!琵琶湖!
初めて来た!めちゃくちゃでかい‼︎琵琶湖ーーー!
17:52 チンチン電車。なかなか見ないからパシャリ。こういうところで車運転するのって難しいのかな?
18:05 いよいよこの山を抜ければ京都だ。日も暮れたし、早いところ抜けちゃいたい!
怖いよ。2人の足音だけが響く。めちゃくちゃ怖い。何か出てきそうな雰囲気。10分くらいしか歩いてないのに、30分くらい歩いてる感覚。そして坂道が予想以上に急だ。
18:15 分岐点。左の道へ行く。写真は暗い方が実際の暗さ。同じところから撮った写真だ。
本当に暗かった。
18:22 山を抜けた。怖かった。後から写真を撮った時間を見て気付いたけど、20分ほどで山を抜けていた。実際は1時間以上かかったと思っていた。本当に驚き‼︎
山を抜けて住宅街に入る。車のナンバーだったり住所が「京都」になっている。思った以上の感動はないけど、やっと京都に着いたんだ!
京都のなまり聞けるかなと思ったが、思いの外なまっていなかった。よく分からないけど「おまんがな」とか「〜ドス」って聞きたかった。
19:20 京都の夜景ですよ。久しぶりにこんな夜景見た。いやぁ、都会っていいね〜!
そしてついに、京都駅へ。
20:05 念願の京都駅に着きました‼︎
やったーーーー!!!!疲れたァァ!
ここまでよく頑張った。本当に本当に頑張った。
めちゃくちゃ感動したけど、疲れてて言葉が出ない。でも嬉しくて嬉しくてたまらない。
20:28 夜ご飯!疲れまくってたからすっごくしみる。うまい!
21:02 ホテルに到着。あまりの嬉しさと感動で興奮しっぱなしだけど、体はボロボロ。お風呂に入って寝ることにする。お疲れ様でした。
歩行距離 45.9km
累計距離 390.6km
以下、懺悔。
当初京都までは493kmの予定でした。約100kmほど電車を使ってしまった罪悪感と計画性の無さで自分を責める。そのこともあってか、予想以上の感動はなかったのかもしれない。悔いが残る。きっとこの100kmも歩けばもっともっと感動しただろうに。しかし、体はボロボロであったし、心もボロボロであった。毎日毎日サボりたい、電車に乗りたいと思い続けていたのだから、自分のできる最大限がこれなのだろう。
明日からの2日かけて京都観光をする中で少しでも歩けたらと思う。