初めてのスパルタンレースを前に
2/19に人生で初めてスパルタンレースに出る。
あと2週間を切ったというのに僕は何をしているのだろうか。
ストイックにトレーニングに励むわけでもなく、他にやらなくてはならないことがあるわけでもなくダラダラと日々を過ごしている。
どうしてしまったのだろうか。
ふと思うのは今まで自分が乗り越えてきた経験による過信。
初めてのフルマラソンを完走したのは3年ほど前の板橋シティマラソン。
当時は計画的にトレーニングを行い、食事にもかなり気を使った。そして膝を痛めながらもなんとか完走した。
その年の12月にはホノルルマラソンに出場し自己ベストで完走した。
その時も計画的にトレーニングを行い、食事にも気をつけたが、初めての海外ということもあり直前で好き勝手食事をしていたのは覚えている。
次の年には東京駅から京都駅までをほぼ徒歩で完歩した。11日にも及ぶ長い旅で心と身体はボロボロになったが、達成感によって全ては回復した。そしてより強い心と身体を手に入れた気がする。(死の淵まで追いやられ、回復することで強くなるサイヤ人のようである)
他にも日暮里から牛久大仏へ歩いて行ってみたり、不味い鹿沼蕎麦を食べてみたりもして経験を積んだ。
その成功体験、明らかに乗り越えられない壁を乗り越えた感覚、自分がスーパーサイヤ人になったと錯覚していたフリーザー戦のベジータのような、完全体セル戦のベジータのような過信。(結局ベジータ)
しかし、ベジータと違うのは過信はあるが同時にそれ以上の不安に襲われている点である。
脚は強いからマラソンは走れる。東京から京都までも死ぬ気になれば歩ける。
心も鍛えたから覚悟を決めれば不味い鹿沼蕎麦のなるとも食べられる。
スパルタンレースはランニングとアスレチックのハイブリッド競技。強靭な脚があっても鍛え上げた上半身の筋力がなければ何もできないだろう。
初めての経験だからこそ万全の体制で挑む必要がある。
せめてもの足掻きとして今日から真面目にトレーニングをしようと思う。
今日から頑張ります‼︎